陥没乳頭のため、妊娠中から乳頭補正器でケア

高知県/F・Jさん/37歳

私は陥没乳頭で高校生くらいのときに、他の人と乳首が違っていることに気づいて悩んでいました。美容整形の手術も考えましたが、恥ずかしくて親に相談できなかったため、乳頭吸引機を購入して自分でこっそりケアしてました。最初は真性で自分の乳首を見たことがないような状態で吸引もとても痛く無理だと思ったのですが、吸引を続けると徐々に吸引をしたときのみは少しは形になり出てくるようにはなってきました。ただ1分もしないうちにまたへこんでしまうので悩みは継続中ではありましたが、そのうち結婚して手術したいとまでは考えなくなりました。

ほどなく妊娠して陥没乳頭で授乳できるのか…という問題に直面し、助産師さんに相談すると「吸引機で出るなら授乳の前に吸引すればいいので問題ないけれど、妊娠中から乳頭補正器を使っておくとさらに出やすくなるよ」とアドバイスをいただきました。乳頭補正器は吸引機と似たようなものではありますが、ずっとブラジャーの中に入れておけるもので、吸引の強さも調整できるものです。安定期に入ってからケアをすると良いということだったので、妊娠4ヶ月に入ったときから始めました。

吸引器のようなパワーはないのですが、継続してブラジャーの中に入れておくことで乳首が出た状態が持続するので、起きている間家にいるときは使うようにしていました。夏場だったこともあり吸引を強くすると蒸れてしまうこともありましたが、若干吸引させるくらいの程度でも持続することで効果はありました。相変わらずつけていない時はへこんでしまうし、夜寝るときはつけていなかったので、朝にはまたへこんでいましたが、そのうち出る癖がついてきて、へこんだ状態から少し指でつまみだせば出るようになりました。これで授乳はいちいち吸引機を使わなくても出来ると安心し、実際に生まれてからもそのような形で授乳できました。

そして頻繁な授乳で陥没乳頭はすっかり治って、生まれてからは保護器要らずで過ごせました。ただもともとは重度の陥没ということもあり、授乳を終えて3年くらいしたのちにはまた普段は陥没した状態に戻ってしまいました。年齢も年齢なのでもはやそのことで悩んでいるわけではないのですが、温泉に行くときなどには少し恥ずかしいので、行く前にはまた乳頭補正器を使うようにして、出やすい状態にするようにしています。授乳後は乳首が大きくなって悩んでいる人が多いので、逆に今では陥没の悩みでよかったかもしれないと思っています。

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