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卒乳でしぼんでしまうバストの垂れを防ぎ、ハリを保つ方法

卒乳でしぼんでしまうバストの垂れを防ぎ、ハリを保つ方法

多くの女性が、産後、とくに卒乳後のバストの変化に悩んでいます。ようやく卒乳して、授乳ケープなど外出グッズを持たずにお出かけできるようになり身軽になり、楽になったのはいいけれど、自分の胸を見て気が重くなってしまうのです。なんと90%以上のママが、卒乳とともに胸が垂れてしぼんでしまっています。授乳という大役を果たした勲章ではありますが、女性としてはやっぱり悲しくなってしまいますよね。
この産後のバストの下垂の原因は何なのでしょうか。
これ以上のバストの下垂を防ぎ、ハリのあるバストを取り戻すには、どうしたらいいのでしょうか?

産後のバストはどう変化するのか

卒乳後には、次のようにバストが変化する方がほとんどです。

  • 張りがない
  • 垂れる
  • 乳首の色が黒ずむ
  • 左右のサイズが違う

女性は妊娠によって女性ホルモンが働き、乳腺が発達します。出産の2〜3日後をピークに、胸が張っているような感じになります。大きさも張りも、妊娠前とは比べものにならないほどになり、2カップ以上大きくなって、生まれて初めての巨乳体験に戸惑う方も。
でも、この乳腺脂肪は少しずつ減っていき、それに合わせて胸のサイズも少しずつダウンしていきます。産後、おっぱいをあげるために大きく張っていた胸も、卒乳が近づくにつれ、みるみるしぼんでいきます。
個人差もありますが、産後1年くらいで妊娠前のサイズくらいになり、妊娠前とは形や張りなどが変わってしまう方が多いようです。
もともとバストサイズが小さかった方でも、授乳後は離れ乳、垂れ乳気味となってしまう方もたくさんいますし、もともとが大きかった方は、さらに離れ乳、垂れ乳となる場合があります。

卒乳後のバストがしぼんでしまう原因は?

妊娠中・産後と、女性ホルモンは普段の数十倍も分泌され、個人差はあるものの、バストサイズや形もどんどん変化します。特に産後は、バストは赤ちゃんの母乳を与えるためにパンパンになります。赤ちゃんが飲み切ってしまえばバストはしぼみますが、授乳の時間が来るとまた張り出すということを繰り返しているうちに、皮膚が伸びたり縮んだりしてしまいます。

ホルモンが減り、脂肪が減ると皮が余ってしまうから

産後は、女性ホルモンが通常の数十倍も分泌されて胸が大きくなり、それにともなって胸の皮膚が伸びている状態です。
産後はエストロゲンという女性ホルモンの一種が急激に減り、乳腺が縮みます。そのため、胸は垂れてしぼみ、ハリが徐々になくなっていくのです。
また、産後、赤ちゃんにあげる母乳を作るプロラクチンというホルモンが増加し、乳房の中にある乳腺で母乳が作られます。このため、胸は大きくなりますが、赤ちゃんが母乳を飲むのを止めると、プロラクチンの分泌も減ります。最終的には母乳は作られなくなるので乳腺が維持されなくなり、胸もハリがなくなってくるのです。
これらのホルモンの減少により、バストの張りが失われ、脂肪の量が減ると、余った皮膚はそのままの状態で残ってしまいます。緩やかにしぼむのならいいのですが、急激にしぼんでしまうため、皮膚が伸び、垂れ乳となってしまうのです。

バストを支えるじん帯が伸びてしまうから

バストは、上から引っ張るように支えているクーパーじん帯によって、張りのあるツンとした形をキープしています。出産後は、一時的にバストアップするために胸が重くなり、クーパーじん帯は伸びていきます。
困ったことに、このクーパーじん帯は、一度伸びたり切れたりしてしまうと修復が不可能です。胸が大きくなった段階で適切な対処をしておかないと、二度と元に戻すことはできません。
妊娠によって大きくなったバストの重みで伸びてしまうことで、垂れた胸となってしまいます。

授乳時にどんどん垂れてしまうから

赤ちゃんに母乳をあげるときは、赤ちゃんが下からおっぱいを吸っていますから、バストには下向きの力がかかっていることになります。このため、バストは次第に下向きになってしまいます。赤ちゃんの吸う力はとても強いため、乳首が引っ張られ、それも下垂の原因になります。
産後まもなくはパンパンに張っていても、卒乳の時期になると、乳腺の機能も低下してくるるので、バストはだんだん垂れていってしまうのです。

姿勢が悪くなってしまうから

産後の子育てでは、抱っこやオムツ替えなどを中心に、前屈みの姿勢が自然と多くなりますので、だんだんその猫背の姿勢が癖になってしまいます。この姿勢が、血液やリンパの流れを悪くし、代謝を悪化させ、バストの下垂や痩せにくい体質の原因になります。

ラクな下着ばかり着けているから

ブラカップキャミソールやノンワイヤーブラなど、バストを締め付けすぎない下着はホールド力が弱いため、バストの脂肪が横や下に流れ、離れ乳や垂れ乳を招きやすくなります。また、サイズの合わない下着、誤った着用法なども下垂の原因になります。

産後のバストをキープし、しぼんでしまったバストを取り戻す方法

上に述べた原因ひとつひとつに対して、しっかり対処していけば、バストのしぼみや下垂を最小限にとどめることができるでしょう。

バストのためなら断乳より卒乳がお勧め

授乳の際には、左右が均等になるように赤ちゃんに飲ませましょう。
右ばかり、左ばかりと偏って飲ませることが、多くの人が悩むバストの大きさの左右差の原因になります。よく飲ませる胸の方が母乳をさらに作ろうとして大きくなりやすく、あまり飲ませない胸の方が母乳が作らなくなってしまうのです。よく飲む方が張りがちになるので、卒乳後、そちらだけが垂れてしまうことになりかねません。

卒乳と断乳は、それぞれの事情により決めていくことですが、バストのためだけを考えると、卒乳のほうがお勧めということになります。
自然な卒乳でなく、突然、断乳してしまうと、それまで発達していた乳腺が一気に縮んでしまい、バストの急激な垂れを引き起してしまうのです。
断乳では、突然母乳を作ることをやめてしまうために急激に胸がしぼんでしまうことになります。ある程度ゆるやかに移行する卒乳なら、赤ちゃんが飲みたがらなくなるまで母乳を上げていくわけですから、次第に母乳の量を減らすことになり、自然にバストも小さくしていけるのです。徐々に母乳の量を減らし、自然に卒乳させると垂れにくくなります。

睡眠、栄養など生活習慣を見直す

バストアップに欠かせない女性ホルモンの分泌が行われる夜10時~深夜2時のゴールデンタイムに眠ることが重要です。
また、エストロゲンを減らさないようにするため、普段の食事にも気を配りましょう。外からだけでなく、バランスの取れた食事で体の内側から働きかけることも重要です。エストロゲンをいかに分泌させるかが、しぼんだ胸には重要です。
女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンをしっかりと摂取しましょう(ただし、イソフラボンの過剰摂取は、子宮筋腫や乳がんなどを招きやすくなるとの報告もありますので、とりすぎには気を付けましょう)。
大豆、豆腐、納豆、味噌、おから、山芋、ザクロなどがお勧めです。
また、エストロゲンは卵巣で作られているので、卵巣の老化を防ぐビタミンEが有効です。ビタミンEは大根の葉、かぼちゃ、アーモンド、アボカド、モロヘイヤ、などに含まれます。
また、マグロの赤身、ニンニク、バナナに含まれているビタミンB6は、エストロゲンの代謝を良くする働きがあります。

バストアップに効く栄養素

  • タンパク質:豆腐・納豆・卵・乳製品・鶏肉・牛ひれ肉・豚ひれ肉など
  • ビタミンA:ホウレンソウ・ニンジン・レバー・いか・うなぎ・鮎など
  • ビタミンE:ひまわりの種・落花生・大豆油、米ぬか油・いくらなど
  • イソフラボン:味噌・納豆・枝豆・豆乳など
  • ボロン:ひじき・りんご・レーズン・キャベツ・ピーナッツやアーモンドなど

ブラジャーを見直す

ラクだから、と、ついノーブラで過ごしたり、身体に合っていないブラ、ゆるいブラを着けていませんか?

出産直後から授乳が終わるまでは授乳用のブラジャーを着けます。その際、ゆったり目の楽なブラジャーを選び、余計なストレスを溜めないことも育児には大切なことです。この時期に通常のブラジャーを着けてしまうと、無理な締めつけで乳腺に悪影響を与えてしまいます。
ただ、あまり楽なブラジャーを付けていると、背中に肉が流れてしまったり、クーパー靭帯の伸びを支えきれなくなったりしますので、そのため、ある程度はホールド力のあるブラを選びましょう。
睡眠時のバストのポジション調整のためにナイトブラを使うのもお勧めです。睡眠時の負担も軽減されるためバーストのキープやバストアップ効果が期待できます。

授乳が終わる1年を目安に、通常のものに戻すことになります。
産む前と産んだ後では胸のサイズが変わることはよくあることです。サイズが合っているか定期的に測り直してみましょう。体型に合ったブラジャーを付けないと、胸の脂肪が背中の方に流れてしまったり、きちんと支えることができなくなります。
一度、下着売り場や専門店を訪れ、アドバイスを受けてみましょう。
また、ブラの着け方も重要です。きちんとカップに脇のハミ肉や下から胸を持ち上げてカップに収めてくださいね。正しく着用することで、胸の形をキープすることもできます。

  1. 両腕を肩ひもから通し、前屈みに
  2. 乳房のふくらみに沿ってカップを当て、ホックをとめる
  3. 前屈みのまま、腋肉を寄せ集めてカップに収める
  4. そのまま状態を起こして、カップの中にバストが収まるように
  5. トップの位置が腋の高さの下になるよう肩ひもを調節
  6. アンダーの部分が背中の後ろにかけてまっすぐ平行になっているか確認

日常の中では走ったりすることもあると思います。そのようなときには、ホールド力のあるスポーツ専用のブラをつけていれば、揺れによる下垂を防げます。
出産後のバストが大きくなる時期には、そのサイズに合ったブラも必要になるということです。

筋トレをする

バストそのものは脂肪ですが、バストを上から支えて下垂を防ぐクーパーじん帯は、大胸筋、小胸筋を鍛えることで、伸びを最小限に抑えることができます。一度伸びたり切れてしまうと元に戻らないクーパーじん帯を守るために、これらの筋肉で支えていくことが重要なのです。
妊娠中は、運動もなかなか行えないことが多いので、筋力も低下しています。余計に胸が垂れてしぼんでしまう原因になっています。
バストの形を崩さない、胸の揺れが少ない運動を紹介しますね。あまりにも鍛えすぎると硬いバストになってしまうので、ほどほどに。

  • 合掌のポーズ
    姿勢を良くします。
    胸の前で手のひらを合わせます。
    ゆっくりと息を吐きながら、合わせた手の付け根を15秒ほど押し合います。
    肘の角度は約90度に保つことを意識しましょう。
    これを5回、1日3セットを目安に行ってみて下さい。
  • 腕立て伏せ
    膝を床に立てて、腕は肩幅よりやや広めに開いて行います。呼吸をとめないようにし、腕ではなく胸の筋肉に意識を持っていくようにしましょう。
    負荷が大きく難しい場合には、壁に向かって立った状態で行っても構いません。壁に向かって、背筋を伸ばして立ち、腋を締めて、肩と同じ位の高さの壁に手をつきます。肘を曲げて身体を壁に近づけます。10秒そのままキープして、壁をプッシュする感じで腕を伸ばします。

バストマッサージをする

産後すぐは体をハードに動かすことはできません。乳腺に軽く刺激を与えるようなマッサージを中心に行うようにしましょう。
まず、鎖骨周辺を小さな円を描くようになでます。
腋の下と鎖骨のマッサージを行い、老廃物を除去・血行の改善を促すことで、栄養素や女性ホルモンを届ける手助けをします。
乳腺をマッサージすると、乳腺近くの脂肪を増やす手助けをします。
食後や飲酒後は避けてください。また、妊娠中も厳禁です。

バストアップサプリを試してみる

バストアップには何と言ってもホルモンバランスを整えることが一番大事。
他のバストアップ方法を実践しながら、補助としてバストアップサプリを使えば、高価が期待できます。
バストアップのサプリメントは女性のバランスや生理の周期などに配慮されています。

豊胸手術

産後に、確実にバストアップを実現したいなら、豊胸手術という方法もひとつの選択肢です。
バストの皮膚が柔らかく伸びているため、バストの施術をしやすい時期とも言えます。また、産後はバスト周辺の血流が良くなっていることから、豊胸手術によって注入された脂肪が定着しやすくなっています。
豊胸手術には、「脂肪注入」「ヒアルロン酸」「プロテーゼ」の3つの方法があります。
脂肪注入とヒアルロン酸による豊胸手術は授乳中でも可能と言われていますが、それぞれにメリットデメリットがあるため、病院とよく相談しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
出産でせっかく大きくなった胸、できるだけ形を崩さないように維持したいですよね。
「出産前より小さくなってしまった……」と思い悩むことのないよう、できることから取り組んでみましょう!
バストが垂れてしまう5つの原因という記事も参考にしてください。

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